映画やドラマの法廷シーン。
裁判官が,カンカンと木槌のようなもので音を鳴らしていることがあります。
それ,実際にはありません。
結構,有名な話になっているかなぁと思うのですが
未だに,映画やドラマなどに出てくることがあります。
専門職を取り扱う映画やドラマあるあるですが
その職業の人が見ると,いろいろと気になってしまうことがあります。
例えば,医療ドラマを見て,きっとお医者さんは「そんなわけねーよ」と思っています。
弁護士でも,法律ものはイライラするから見ない派が一定数います。
一方で,あれはフィクションだから,と割り切って見る派もいます。
でも,さすがに今どき木槌が出てきたりすると
普段は割り切って見る派だとしても,若干イラっとします。
そのときに,テレビに向かってヤジを飛ばしたり,隣にいる人に
「いや,あれは実際にはこうでね」と話をしたりするのも,興ざめしますし
何より,ベンゴシアピールをするような気がするのでかっこ悪い。
(逆に「本当にあんな感じなの?」と聞かれたら,嬉々として答えますが)
映画やドラマを見て,「あれ,違うのになぁ」とか思ってしまったときには
「自分が楽しく見ている医療モノでも,きっとお医者さんも同じ思いをいているに違いない」
と自分に言い聞かせて,溜飲を下げています。
結局,割り切り切れていない派ですね。
このブログも書いちゃっていますし。
