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弁護士会について

 

弁護士は弁護士会に所属しなければ,弁護士として活動することはできません。

これは弁護士法という法律に規定されています。

 

弁護士法

第8条 弁護士となるには,日本弁護士連合会に備えた弁護士名簿に登録されなければならない。

第9条 弁護士となるには,入会しようとする弁護士会を経て,日本弁護士連合会に登録の請求をしなければならない。

 

つまり,弁護士会に入会して,さらに日本弁護士連合会の名簿に登録される必要があるわけです。

そして,弁護士会についても,弁護士法に規定があります。

 

弁護士法

第32条 弁護士会は,地方裁判所の管轄区域ごとに設立しなければならない。

 

なので,例えば,大津地方裁判所の管轄区域には滋賀弁護士会がありますし

京都地方裁判所の管轄区域には京都弁護士会があります。

 

ちなみに,地方裁判所の管轄区域ごとに設立されるので

北海道だけで4つの地方裁判所があるので,4つの弁護士会があることになります。

(札幌弁護士会,函館弁護士会,旭川弁護士会,釧路弁護士会)

 

さらにいえば,東京には

東京弁護士会と,第一東京弁護士会と,第二東京弁護士会があります。

(なにか難しい歴史的経緯があるようですが,よくわかりません)

 

で,その弁護士会なんですけど

滋賀弁護士会とか,京都弁護士会とか,大阪弁護士会とかの「県」とか「府」がつかない名前がある一方で

愛知県弁護士会とか,岐阜県弁護士会とか,「県」がつくやつもあります。

 

なぜなのかは,さっぱりわかりませんし,簡単に調べてみましたが

そんなに興味もないので,やっぱりわかりませんでした。

 

地方裁判所に対応して作られるので

もともと横浜地方裁判所のところは横浜弁護士会だったわけですが

近年,神奈川県弁護士会になりました。

これには「神奈川は,横浜だけじゃねーんだぞ」という

横須賀市や厚木市,小田原市などの弁護士たちの熱い思いが感じられます(勝手に)。

 

なお,仙台弁護士会は,いまだに仙台弁護士会なので

石巻市とか気仙沼市の弁護士たちは,どのような思いでいるのか,聞いてみたいところです。

いや,うそです。全く興味ないです。

(ちなみに,金沢弁護士会とかもそのままです)

 

個人的には「県」が入っていない方が好きです。

たまに,滋賀の田舎に興味のない都会の弁護士は「滋賀県弁護士会」と言うことがありますが

そのたびに,ほんのちょびっとだけ,イラっとします。

 

弁護士 横畑俊介

※ 画像は記事とは関係ありません